あみあみ紀行

低音を増やすことしか考えていないポタオデ趣味のたろがケーブルを自作したりイヤホンを買ったりする旅のお話

インナーイヤーを買いました

2017年も残すところあと1週間です

1週間...

早すぎませんかね

4月からこっちへ引っ越してきてあれこれ忙しかったということもあるのでしょうが、それにしたって早いったらありゃしないです

これもうなんだかんだ言ってるうちに就職してリタイアして死んでますよ

どうすんのこれ...

 

今回はインナーイヤータイプのイヤホンを買ったよという報告です

正確には支払いだけしてまだ届いていないので、着弾報告ではありません

最近ブログを更新したい欲があふれ出ているため、買ったよ報告と届いたよ報告の2つを書くことになりました

本記事は完全に雑談です

レビューはありません

 

あとなんかインナーイヤーってのはそもそもイヤホン全般を指すワードだからこの手のジャンルをそう呼称するのはうんたらかんたらって話がありますけど、そういった細かいことは気にしません

言いたいことは十分わかりますし理解もしていますが、インナーイヤーって名前の方が圧倒的に聞き馴染みがあるのでこのまま突き通すことにします

 

目次

これまで聴いてこなかったインナーイヤー

唐突で申し訳ないのですが、わたしにとってインナーイヤー型イヤホンにはあまりいい思い出がありません

わたしがまだ小さかったころ、人生初イヤホンとして父親から譲ってもらったのがインナーイヤータイプだったのですが、そいつがまあ全くもって上手く装着できなかったのでした

 

子どもだったということもあって父親には

「大きくなったらうまくフィットするようになる」

というようなことを言われ、そうなんだと信じ込んでいました

というのも、その当時はそもそも日常的に音楽を聴くようなことがなかったためさして気にしておらず、聴くときに両手で押さえておけばいいやという程度にしか思っていなかったのです

 

それから月日は流れて中学生になり、誕生日にiPodを買ってもらってルンルン気分だったのですが、こいつに付属していたのがまたもやインナーイヤー

現在のEarPodsに変わる前の、普通の円盤タイプのものだったのですが、こちらも当然のごとくフィットしません

 

成長すれば云々という話を覚えてはいましたが、中学にもなって未だにちゃんと装着できないのはさすがに何かがおかしいんじゃないか

そう思って色々調べたところ、そもそも耳の形状的にうまくフィットさせることが難しいんだということが判明しました

 

本来であれば、耳珠・対耳珠と呼ばれる向かい合った2つの突起が筐体を外側から支えることでうまく耳に収まる、というのが理想形

しかしわたしの場合、対耳珠が全くでっぱっていないためにイヤホンを保持させることができなかったのです

 

 

 

無理ゲ―やん...

 

 

 

 

 

成長がどうのこうのなんて次元の話ではありません

どうしようもなかったのです

 

さすがにこれは何らかの方法で解決せねばなるまいと思い、すぐに家電量販店へ向かってイヤホンを物色しました

このとき初めてカナル型イヤホンというものの存在を知って装着感のすばらしさに感動し、これがきっかけでイヤホンの世界にのめり込んだのですが、それに関しては割愛

 

それ以降たまに思い立ってインナーイヤーを試すようなことは幾度かあったのですがやはりうまくいかず、『より多くの人の耳にフィットする形状』なんて謳っているEarPodsでさえも歩けば3歩で落ちるという有様

そういった経緯から、個人的なインナーイヤーの印象というものが

 

耳との相性が絶望的で音質以前の問題

 

として深く刻まれることになったのです

イヤホンを買うとしても絶対にカナル型、インナーイヤーは論外、というような方程式がわたしの中で確立しました

 

また装着感とは別に、インナーイヤーは開放型であるということから、低音厨である身からすればせっかくの低音が抜けてカスカスの音になってしまうではないかという懸念もありました

ただここに関しては完全に先入観のようなもので、

「どうせ低音が抜けてしまって好みじゃなくなる」

と決めてかかっていたのが正直なところ

 

装着感が最悪であることに加え、そこに低音が減りそうという思い込みが上乗せされてしまったために、オーディオ趣味を始めて低音にハマって以降はさらに距離を置くことになりました

そんなこんなでインナーイヤーを長らく敬遠しつづけてきたのでした

オフ会での出会いが転機に

にもかかわらずどうしてまたわざわざ買おうと思い立ったのかといいますと、先日のオフ会での出来事がきっかけなのです

ポタフェスに合わせてフォロワーさんが開催したオフ会にお邪魔させていただき、他の参加者の方々と交流を深めておりました

途中からはわたし自慢の低音ブリブリ4段構成にいろんなイヤホンを繋げてはとんでもない音だと笑い合っていたのですが、その中でとある方がインナーイヤーを取り出してきました 

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後から教えていただいたのですが、このとき聴かせていただいたイヤホンはK'S 64ohmというものだったようです

ただ今だから言えることですけど、その時は興味なんてものはさらさらなく、とりあえず聴くだけ聴いてみようかという程度の意気込みでした

 

しかしまあこれがもう予想をはるかに上回るレベルでとてつもなかったんです

密閉されたカナルイヤホンで聴くと低音がもれなく伝わるためボワボワを極めた音になっていたのですが(個人的にはこれが好き)、インナーイヤーで聴くと響きが一転して非常に質の高いものになりました

 

もちろん、このハイレベルな音はK'S 64ohmの持つ音質の高さがあってのことなのでしょうが、独特な低音の響き方はドライバがどうこうではなく明らかに装着法によるものだとすぐにわかりました

開放型であるがゆえに、増やしに増やした低音がいい具合に抜けてくれるおかげで謎の箱鳴りを実現していたのです

 

イヤホンが鳴らしている音のはずなのに、まるでクラブハウスでスピーカーを目の前にしているかのような錯覚に陥るほどのもので、それはそれはもう超を付けても足りないくらいヤバかったんです

わたしのイヤホン類は揃いも揃ってボワボワ系なのでどうしてもイロモノ扱いされるのですが、この音なら普通にイイ

 

 

ほしい!

 

 

これまでの様々な苦悩や固定観念が一気に消し飛びました

フィット問題という致命的な欠陥を、音の良さが凌駕した歴史的瞬間です

 

しかもこのとき聴かせていただいたモデルにはスポンジ状のパッドが付けられていたのですが、これがあるおかげでほんの少しですがフィット感が向上していました

パッドが存在することを知ってはいたものの、前述の通り色々な要素が重なってそれを試そうだなんて思考に至らなかったのです

 

音漏れ・遮音性の観点から屋外で使用することはまずないので、家でゆっくり聴いているぶんには気にならない程度には改善されそうで、音の良さと相まって一気にインナーイヤー欲が湧き出てきました

安くなっていたので迷わず購入

というようなことがありまして、是非ともゲットしたいと思っていたインナーイヤーをようやく購入したというわけでなのです

とりあえず一つと思い、そのオフ会で聴いておすすめまでしていただいたK'S 64ohmをAliExpressにて探していたら、見つけました

 

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え?

 

8.9ドル??!!

 

インナーイヤーが安いということは知っていました

それにしたって1,000円ですか

セールだからとはいえ安すぎじゃないですか

そもそもわたし自身AliExpressを滅多に利用しないため、このセールというのがどの程度の頻度で行われているものなのか知らないのですが、いやはやいいタイミングだと自分をほめてやりたいです

 

2,000円くらいを想定していたため、これは思わぬ誤算になりました

それじゃあせっかく(?)だしもう一本くらい買ってやろうではないかと思っていろいろと調べてみましたところ、どうやらYincrow X6というものがなかなかの低音を鳴らしてくれるとの情報を入手

こちらも同様にAliExpressにて検索検索

 

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やっぱり安い

こりゃ何十本も買ってしまうわけだ

沼やん(白目)

 

しかもこれ、両方ともカラバリとして赤色があるんですよ

神ですか?

インナーイヤー業界では赤がソウルカラーだったりするんですかね

それとも中国だから?(検閲対象)

本格的にインナーイヤーにも手を出す...か?

ということで当初の予算に収まる形で2つも買ってしまいました

合わせて2,300円足らずですのでなんてことはありません

めっちゃいい買い物してしまった気分です(インナーイヤーとしては当たり前なのかもしれませんが...)

お財布ノーダメージ

最高

 

一応確認としてAmazonでも見てみたのですが2つで4,000円ほどになるようですね

こっちで買えば明日にでも届くんでしょうが、まあ中国からえっちらおっちら時間をかけてやってくるのを待つのも楽しみのひとつです

全くもって急ぎじゃないわけですし、何より半額近い値段ですので2週間やそこらの差なんて大したことはありません

 

ここをスタートとして今後インナーイヤー分野にも手を伸ばしていくことになるのかは現時点ではまだわかりません

音に関してはあの感動をまた味わえることでしょうから心配していません

全ては装着感次第ですね

オフ会では本当に数十秒試聴したという程度で厳密な使い勝手はわかりませんでしたので、届いてある程度使い込んでから決めることになると思います

 

ただあの音の化け物具合を考えるとちょっとズブズブになりそうな予感がして今から怯えつつあります

何より安いのがいけませんよ

「これくらいの値段なら」って調子で買い続けて、ふと思い立って計上してみたらとんでもないことになってたりとかありそうでちょっと怖いです

 

年越しをまたぐのでいろいろと遅れるかもしれませんから、気長に待つことにします

また届いたら各々レビューを書きたいと思っておりますのでその時はぜひ読んでいただければと思います