あみあみ紀行

低音を増やすことしか考えていないポタオデ趣味のたろがケーブルを自作したりイヤホンを買ったりする旅のお話

Master & Dynamic MH40 レビュー【前篇】

先日注文したカスタムが楽しみすぎて落ち着かない生活を送っています

 

が、しかし

そんなこともすっかり忘れられる事態が起こりまして

あのヘッドホンを遂にGETできたからなんです

言わずと知れた名機

オーオタも認めるヘッドホンおしゃれ番長でございます

 

 

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MASTER & DYNAMIC

Master & Dynamic MH40 BLACK/NAVY

 Master & Dynamic | High End Headphones & Sound Tools

 

 

今まで何度もe☆イヤホンのセールで激安販売されていましたが、毎度毎度出遅れてしまい、気づいた頃には完売状態…

定価46000円のものが20000円にでもなれば、そりゃもう当たり前(安すぎ こんな値段で売っていいのか)

しかし、そんなままじゃオタクの名が廃ると、今回ばかりは決死の覚悟で挑もうと思ったわけです

 

20時ちょうどに始まるシークレットセール、数分前からホームページに張り付き、定時は今か今かと待っておりました

そして約束の時

開始と同時にページをリロードし、特設ページへ直行

何度かアクセス過多による接続不良を起こしたものの、なんとかなんとか購入に至りました(感動)

 

この間1分30秒

ここまで急いて端末をいじったのは人生初かもしれません

開始7分の時点で在庫を確認したところ既に完売していましたので、次回以降を狙う方はそれくらいの覚悟で挑んでくださいませ

 

 

 

さてさて前置きもここらへんで中身の方へ

(書いていくうちにかなり長くなってしまったので今回は外観や付属品についてです 大事な音についてはしっかりと聴いてから後日追加として再掲します)

 

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デデドンッ

 

さすがはM&D

パッケージも重厚で開封時のワクワクがとてつもない

外のスリーブを外せばフラップ付きの箱が

ぱかっとしたならMH40さんがこんにちは

 

この中箱、AK第2世代のそれと同じような素材、質感です(第3世代は知らない)

独特の匂いもまさにAKのパッケージ

わかる方にはわかります

 

 

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凄い!これは凄い!!!

試聴したことこそあれど、やっぱり自分のものって思うとはしゃぎますね

わたしは基本的に新しいものを買った時はまずあれこれ触りながら眺めるのですが、いやぁこれはいいですなぁ

かれこれ音も聴かずに30分ほどいじり倒してます

安っぽさがカケラもない仕上がりで、所有欲をこれでもかと満たしてくれます

カラーバリエーションが豊富な本商品ですが、一番欲しかったネイビーが手に入りこの上なくウハウハでございます

 

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前に購入したDIGNISのポーチ

青も良い - あみあみ紀行

と併せて使えば結構かっこいいんじゃない?

大好きマンですが若干浮気しつつある…

 

 

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留め具ひとつひとつにまでM&Dを刻印するほどのこだわり具合

隅々までセンスを感じさせるデザインで、わたしのお気に入りはハウジングのメッシュ部分

エロい

これはエロい

この写真だけでご飯3杯はイケるかっこよさ
惚れ惚れします

 

 

長さ調節は12mmの範囲

目盛りがついてはいますが、カチカチとスライドするタイプではなくヌルヌルと自由に設定可(伝われ)

 

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と、言われてもピンとこないかもしれませんが、調節幅はかなり狭めです
大体のヘッドホンと比べても融通が利かない方だと思うので、ここに関しては要試着ですね

 

側圧はちょうどいい具合

痛いのはもってのほかですが、緩くもない

金属パーツをあちらこちらに多用していて重量感はあれども、装着してうつむいた状態でもずり落ちないくらい

ヘッドバンドにはクッションらしいクッションもないのに、なぜか頭頂部が痛くならない

なんでだろう

よくわからない(思考放棄)

 

 

イヤーパッドはふかふかでぴったりと吸い付きも良好
オーバーイヤータイプでしっかりと包み込んでくれます

前述の絶妙な側圧と相まって保持力抜群です

 

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厚みは20mmほどで結構深め

耳が立っているわたしとしてはオンイヤーってだけで候補から外れ、イヤーパッドも厚手じゃないと内側で耳が当たって痛いのですが、こちらは苦もなく使えて個人評価かなり高めです

 

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そしてパッドは磁石で固定されているだけで着脱式です

別売のパッドを着けかえられるので、劣化しても取り替えが効くのはこれまた◎

パッドを外せば、本社の立地が刻印されたプレートが付いているのが粋

本当に隅から隅までかっこいい

 

 

先ほどの画像からもおわかりでしょうが、こちらは折りたたみ式ではなくハウジングをくるっと回すタイプ

 

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向かって右がR、左がLです

回転角は90°(正方向)+10°(逆方向)くらい

平らにして収納する感じですね

この回転方向はおそらく首にかけたときにパッドが鎖骨側にくるようにっていう設計なんじゃないかと個人的にはそう解釈しております

 

 

ケーブルは着脱式を採用
ジャックが左右にそれぞれあります

 

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わたしは利き手にケーブルが当たるのが嫌なので決まって左出しですが選べるのはありがたいですね

せっかくの着脱式なのにジャックが1つとかいうもったいないものもありますから…

 

 

そしてある意味メダマとなるであろうミュート機能

右ハウジングに付いているボタンを押し込むことでミュート(消音)され、外音を聞けるように

 

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(停止されるわけではなく、ヘッドホンから音が鳴らないというだけ。ミュート中でもDAPでは音楽が流れ続けます)

 

基本的にはポータブルヘッドホンという位置付けですから、レジで支払う時や交通量の多いところを歩くとき等々、ヘッドホンを外すのが面倒でもポチッとすりゃ済むもんですから便利便利

オープン型ですので音楽さえ消せば外音は聞こえるので結構役立ちそう

 

 

 

付属品はこんな感じ 

 

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・ケーブル-リモコン有り(1.25m)

・ケーブル-リモコン無し(2.00m)

・6.3mm変換プラグ

・ケーブルケース

・ヘッドホンキャリーケース

 

 

先ほど刻印がどうとか言いましたが、これが各プラグにまで彫られている始末

 

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鼻血噴いて卒倒するレベル

本当にこだわりようが凄い

 

 

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ケーブルは布巻きスリーブ仕上げですが、しっかりとした作りなのでほつれや毛羽立ちの心配はなさそう

リモコンケーブルの方はリモコンとマイクが別々に取り付けられていて、マイクはちょうど口元に合うような位置に取り付けられてています

 

 

 

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キャリーケースは布製、口は磁石で留める方式 

小さなポケットがあるので外したケーブルはここへってことかな

 

 

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ケーブルケース

こちらももちろんロゴ入り

革製のラウンドケースで、直径80mm高さ50mmとかなり大きめ

 

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フォロワーさんが買っているのを見て、これをぜひともイヤホンケースとして使いたいと思っていたのですがやっぱりいい感じです

相当厚めなのでカスタムでも難なく入ります

 

 

 

いやしかしですね

かなりいい買い物をしたものです

買ってみてから考えれば、本来のお値段でも大満足なものにも関わらず半額以下で手に入ったもんですからそりゃもう大興奮です

 

休日を使ってゆっくりじっくり聴き込んで音のレビューもかきかきしようかと思います

今夜は夜更かしです

 

後編へ続く

Master & Dynamic MH40 レビュー【後篇】 - あみあみ紀行

 

 

 

【以下愚痴】

付属の取り扱い説明書にちょっと辛いものが書かれていたので

 

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友達のと繋げてシェアしよう!

とのことですが

これはどう考えてもリア充向け

やめません?そういうの

 

 

 

トリコロール

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まずはじめにみなさまに謝らなければならないことがあります

調子に乗ったタイトルをつけましたが、今回のケーブルはどっからどう見ても床屋のくるくるでございました

 

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謹んでお詫び申し上げます

 

 

 

先日発売されたNobunaga lab'sの新パーツを使ってみた次第です

 

・MMCXキット

・2.5mmプラグ

 

この2つ

特にこのコネクタが優秀なもので

 

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とにかくかっこいい

 

某O社のコネクタも使いまくってはいますが左右識別用の帯がシェル表面にプリントされているため、使い込むとだんだんハゲてくるんですよね…

その点こちらは彫られた溝を着色するという

非常にありがたい

しかもマットな仕上がりなので傷も目立ちそうになく信長様様です

 

それに、一番のポイントはやっぱりスプリッターでしょうか

 

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イヤホンケーブルでちゃんとした2穴-1穴の、スプリッターらしいスプリッターを使用したのは初めてです

今まで適当なもので代用してきましたがこれは嬉しい

もはや市販ケーブル級

 

ただひとつ難点(疑問点?)を挙げるとするならば、スプリッターまでついてくるのにスライダーがないのは如何にということ

Nobunaga lab'sが別売しているプラスチック製のMMCXキットにはスライダーまでついてるんですけどね…

少々惜しい

まあ今回は買い込んでおいたスライダーを使いましたができればこれも付属してほしかったところです

 

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そして今後購入される方には注意点がひとつ

こちらは分岐以後の2つの方の穴がかなり狭いです

3芯×2の計6芯で、3芯部分にツイストにチューブをかけた状態でキツキツでした

8芯で編み込むとなれば無理ゲーっぽいのでそこだけ

 

とは言ってもこれだけいい質でスプリッターまでついて1400円は安いですね

ぜひお使いください

 

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あとプラグの方も

こちらもマットで統一感があって◎

デザインも以前のものよりも好きです

 

コネクタキットに対する期待感がとんでもなかったため盲点でしたが、これ、いいですね

挿したときのカチッというロックもしっかりしていて(他のだとゆるゆるのもあるんですよね)

お値段も1300円とお安め

 

 

今後の自作で愛用することになりそうです

 

 

 

 

結構毒々しい

パラリンピックが始まりましたね

しょっぱなからメダルラッシュで新聞を見るのが楽しい限りです

 

 

近いうちにカスタムを注文する予定なので、それに向けてまたケーブル作っちゃいました

気が早いと思われましょうが、前作に加えてもう1本欲しいところだったので

 

 

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特にこれといって面白いところもないケーブルです

線材にもこだわりはなく、取り回し重視でまあ気楽に使えるケーブルって感じ

 

ずっと前にも黒×で作ったのですが今回は配色を若干変更して

(ミニミニに転生したあいつです→ヨハネ再誕 - あみあみ紀行)

 

結果ヘビみたいなケーブルになっちゃいましたが推しカラーなのでなんのその

 

 

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とりあえずはこの組み合わせで使っていきます

 

 

 

 

 

 

 

Heir Audio Heir 2.Ai レビュー

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Heir Audio

Heir 2.Ai

 

つい最近(だったと思う)発売された、Heir Audioのユニバーサルモデル

ドライバ数の違いで多数のモデルが展開されているうちの、最下位機種に当たる2BAイヤホンです

2.Aiを除くその他全モデルはウッドプレートが採用されていて1個1個の模様が異なるとのこと

Heirといえば木目プレートってイメージではありますがこの金属製フェイスプレートもまた◎

Read more

茶楽音人 Co-Donguri 雫 レビュー

これまた卑怯な手に出てくれたもので

買って4日のイヤホンの限定色が出るだなんてひどいひどすぎる

 

 

イヤホンの神がいるとすれば祟られているとしか思えないレベル

 

と、いうことで

買いましたのはご存知こちら

 

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茶楽音人

Co-Donguri 雫 e☆イヤホン限定モデル

茶楽音人-さらうんど- 確かな音作りで届ける「音の薫り」

 

 

事前情報として画像は色々と見ましたが、最初の感想は
遂にどんぐりがどんぐりになったか…
でした

 

なんかもう本当にただのどんぐりになっちゃいましたね(褒めてる)

 

 

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(青のどんぐりちゃんも使ってあげるから拗ねないでね) 

 

 

全然どんぐり色じゃなかったものを限定版でどんぐりに寄せてくる謎のスタンス

よくわからない

 

 

さてまあ肝心の音についてですが、一言で表すとさっぱり

爽やかぁな音を出してくれます

最近はBAばかり聴いていてDはご無沙汰って状態だったのですが、あまりDだという感じがしないです

 

イメージとしてはBA寄りのDですね

 

フォーカスは中高域に当たっていて低域は強くなく、これぞダイナミックというようなボンボンズンズンではなく控えめ

重低音推しの一般層から見れば(聴けば?)ウケは良くない気がする

 

まあさっぱりの原因は主にここでしょうな

 

 

 

で、音とは別に個人的に推していきたいのはケーブルなんですよね

 

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試聴した方にはわかってもらえるでしょうが、この質感というか独特な感じが良い

取り回しも最高

本体根元で切ってコネクタ付けてリケーブルとして使いたいくらい

 

なんていうか…こう…あるだろ!

 

オタク特有の語彙力不足です

実機で確かめてくださいませ

 

 

らぶけーぼーのアレではない

昨日の傑作リケーブルのために、変換プラグも併せて作っちゃいました

 

 

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タイトルの通り、某L社のと瓜二つですが一応自前

ネットで画像を見たときにパーツからして

「あ〜アレとアレ組み合わせてるんだろうなぁ」

って思ってたんですが、やっぱアレとアレでした

 

これが5000円弱で売られてるんだからそりゃもう

作ったほうが断然安上がりです

 

 

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で、使った感じはこんなので

 

 

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予想に反してサイズ感が狙ったようにぴったりでそりゃもう感動

 

 

一時はストレートで作るかどうかと悩んだのですが結局L型に

 

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mojoって光とイヤホンのジャックが真向かいについてるじゃないですか

上出し派のたろにとっては結構の痛手だったもので…

しかもホルダーにぶち込むとケーブルの出しようがなくてそれはそれはもう

下出ししか手がない中でこの方法でなんとか解消しました(100IIもOTGに対応してくれれば済む話を。はよ)

 

ホルダーは例によってM3用です

大きめなので2段でも余裕で収まり好調好調

 

 

これで気兼ねなくオーデオライフを楽しめそうです

 

 

【おまけ】

せっかくなのでラベル作りました

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