あみあみ紀行

低音を増やすことしか考えていないポタオデ趣味のたろがケーブルを自作したりイヤホンを買ったりする旅のお話

あの超弩級セットが衝撃価格

月日の流れは早いもので、今年ももう暮れに差し掛かってまいりました

師ですら奔走するほどの忙しさということで師走と呼ぶようになったなんていう説もありますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか

最近一気に冷え込んできて日がな一日お布団が恋しくてたまらず、走るどころかエネルギー消費を抑える方向にシフトしておりますたろです

 

さて今回はeイヤホンよりAK240 BlueNote Editionの簡易パッケージ版が限定特価で発売されるという情報を聞きつけ、こうして記事を書いているわけなのです 

この件に関して一部から

「またAKお得意の限定商法か」

などという否定的な意見も出ているようなのですが、個人的には今回の特価は非常にお買い得なものになっているように思っています

数量限定ですので迷っている時間はなさそうですよ

 

【追記 12/4】

やはり時間の猶予はなかったようで、速攻で売り切れてしまいました

さすがオーオタ、仕事が早い

金曜の発売からすぐに土日だったってこともあるのでしょうか

この記事が購入の後押しになっていればいいなぁなんて思います

【追記終 12/4】

そもそもBlue Note Editionとは

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Astell&Kern AK240 BLUE NOTE EDITION

 

ジャズ専門レーベルの中では最も長い歴史をもつ超大御所であるBlue Noteの創立75周年を記念して、2014年にAstell&Kernより世界限定1000セットのみ発売された両ブランドのコラボモデルになります

 

内容物

  • Astell&Kern AK240 BLUE NOTE EDITION(シリアルナンバー入)
  • ブルーノート・レーベルMQSアルバム(75枚分、microSDカードに収録)
  • ディスプレイスタンド(シリアルナンバー入)
  • メモリアルブック
  • アルバムイントロダクションブック

 

限定仕様のAK240に加えて、Blue Noteの誇る傑作アルバムのハイレゾリマスター音源や特製ブックレットが付属していたりと非常に豪華なセット内容となっていました

アニメソングと並んでジャズをこよなく愛するたろとしては喉から手が出るほどに欲しい構成となっており、それはそれはもうたまたま手助けしたおばあちゃんがどこぞの富豪だったらなんていうくだらないことを考えたほどです

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セットのメイン製品でもあるAK240は、第2世代AKのフラグシップである同モデルのスペックはそのままに付属のレザーケースとともに限定ブルーカラーとしてリメイクされています

また正面右下にBLUE NOTEの刻印が施されていたり、背面には75周年記念ロゴやシリアル番号が印字されていたりとマニアのコレクター魂をくすぐるものでした

 

実物を手に取って見たこともありますが、深みの感じられる落ち着いた青色をしていてとても格好よく仕上がっていました

いま思えばAK70の限定カラーであるTrue Blueに近い色合いなのかなと思います

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そしてAK240と並んで本セットの目玉ともいえるのがこちら

レーベル75周年にちなんで厳選された75の傑作アルバムの数々を収納する、とてつもなく仰々しいディスプレイスタンド

 

すべてハイレゾ音源であるためアルバムごとにmicroSDカードに収録されているのですが、どういう思考からかせっかくコンパクトにまとまったその極小チップをCD大のケースに収納して、あろうことかそれらを75枚重ねてしまったという意味不明な発想です

金持ち向けということだからなんでしょうけど、こんなの置く場所もないし置けたとしてもこれが映えるような部屋なんて...

SDカードが75枚バラバラと付属するだけだと格好がつかないってのもわかりますけど、さすがにこれは所有欲のためだけだろうというのが正直な感想でした

 

そして気になるお値段、なんと78万円というとんでもないシロモノ

最初に知ったときは度肝を抜かれましたが、こんな値段でも買う人は世界にごまんといるんだろうなぁと別世界のように考えていました

 

しかしながら値段が値段なだけに売れ行きは芳しくなかったようで、未だに新品在庫すら捌ききれずにどんどんと値下がりをしているという状況

eイヤホンでは一時期20万円ほどで販売されていましたし(現在は在庫切れで販売終了)、AK公式サイトでは執筆時点で$1699で今もなお販売中という有様です

まあ正直なところ、いくら豪勢な内容とは言えさすがに80万は盛りすぎな感じがありましたし、あの音源タワーが厄介すぎたために相当なもの好きか正真正銘のお金持ち様しか購入しなかったんだろうなと思っています

簡易パッケージ版発売

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そんな規格外かつ若干残念な限定セットが今回なんと特価で販売されることになったとのことなのです

しかも聞いてびっくりそのお値段10万円

 

AK240はディスコンとなってしまったため通常版ですら手に入れるには中古購入しか方法のない状況でこの安さです

その中古相場も7万円台というところまで落ち込んでいるものの、新品かつ限定カラーであるという点を考えれば10万円というのは相当なお買い得価格であると言えるでしょう

eイヤホンのブログの説明内容によると、どうやらこれは正式な製品ではなく交換対応のためにメーカーがストックしておいたものであるらしく、それ故にここまで安く売れるようになったのだとか

 

ただここで注意しなければいけないのは、本パッケージはあくまで簡易版であり

  • AK240(ケーブルやフィルム等の付属品一式込み)
  • アルバム音源(AK240にプリインストール済み)

以上の2点のみの構成となっているということ

また先ほども書きましたがこちらは交換対応のために確保されていたものですので、本来であれば背面にあるはずのシリアルナンバーが印字されていないという可能性が考えられます

BNエディションの象徴でもあったあのタワーや特製ブックレットは付属しないコンパクトな内容になっているわけなのですが、それにしたってかなり安くなっていると思います

 

しかしたろとしてみなさんに注目してほしいのはAK240だけではないのです

確かに、限定版DAPの新品が目玉の飛び出るほどの超特価になっていることは認めますが、問題はそこだけではありません

そう、ハイレゾ音源です

今回の特別販売に関しては音源の方にも相当な価値があると思うのです

 

microSDカードやディスプレイスタンドこそ付属しないものの、音源データはアルバム75枚分すべてがAK240の中(正確にはmicroSDの中)にプリインストールされているというのですからあっぱれ

どうしても現物として手に入れたいというこだわりでもない限りは買って損はないでしょう

いや、買わないわけにはいきません

 

だって考えてもみてください?

1アルバム当り2000円と仮定しても75タイトルで15万円という計算になるわけですよ?

しかも中には国内未公開のものや、このコラボ企画で初めてハイレゾ化された音源も含まれているのです

そう考えると音源にだけ注目してみても10万を支払うに足るほどに価値のあるものになっているとは思いませんか?

(逆に音源とAK240の価格を考え直すと元値の80万ってのはさすがにやりすぎだなという感じなのですがそちらはスルーの方向で)

 

先のブログ内容もそうですけど、周りの反応としては

「あの限定版AK240が10万円?!」

というようなリアクションばかり見受けられるのが残念でなりません

もちろん、AK240にも相応の価値がある上にそれが格安になっているということは事実なのですが、音源の価値という側面から見てもとてつもないレベルのお買い得度に達しているのです

これはもう、買わないわけにはいきません(2回目)

最後に

というように、結局のところAK240が欲しくて買おうが音源が欲しくて買おうが超絶お得だってことなのです

どっちも欲しいともなればなおさらお得になってしまうわけです

既に購入済みで到着待ちという方も確認できておりうらやましい限りです

 

個人的にはAK240どうこう以上にこの音源のためだけに買いたいと思うほどに魅力を感じているのですが...

いま手元に吐き出せる資金がないことだけが悔やまれます(BFセールに釣られてカスタムをオーダーしてしまい現在自粛中)

検討中の方は早めのご決断を