あみあみ紀行

低音を増やすことしか考えていないポタオデ趣味のたろがケーブルを自作したりイヤホンを買ったりする旅のお話

DACAMP L1 バランスリケーブル 初号機

先日購入しましたDACAMP L1
こちらを購入する以前から、mini XLR 4pinという汎用性もクソもないポータブル用バランス規格に憧れていまして
ゲットしたあかつきにはぜひともリケーブルを作ってみたいと思っていたわけでありまして
ようやく完成いたしました

f:id:ultimaudio:20170423110628j:plain



コネクタ:MMCX
線材:銀メッキ銅 12芯
プラグ:mini XLR 4pinバランス




f:id:ultimaudio:20170423112919j:plain
f:id:ultimaudio:20170423112948j:plain

ここさいきんずーっと純銅のケーブルばかりでしたが今回は銀メッキ線で仕上げました
ただこれ、実はちょっとした裏話(?)がございまして
本当のところはRE1000用に2pinケーブルを作るつもりだったんですが、コネクタだけがなかなか届かず、それでいて1つだけ注文したはずのmini XLRプラグがなぜか2本も送られてきて…
じゃあせっかくだしMMCXも作っちまおうってなったわけなんです(うれしい誤算)
つまりこちらは軽いお遊び
わざわざ分岐カバー専用パーツを使用しているのも、当初の目的のために買ったはいいけども思ったより大きかったからネタ枠に飛ばされてきたという理屈
本命ケーブルは、コネクタが届き次第また載せます


またお遊びということもあり、編み方を少し変えて、普段じゃ絶対に使わないような方法で組んでみました

f:id:ultimaudio:20170423113355j:plainf:id:ultimaudio:20170423113403j:plain

要するに平編みってやつです
平面的に編み進めていく方法で、通常のケーブルのような立体感はなく、平べったい帯のような仕上がりになります
Nobunagaの雷切とかあそこらへんのケーブルは8芯の平編みなのですが、あれはかなり細い線材を使っているので幅はあまりありません
自作する際に通常手に入る外径の線材を使うとなると8芯の時点ですでに幅広な仕上がりになってしまい、それ以上増やすとなんかもう一反木綿みたいになるのであまりお勧めはしません
せいぜいミニミニくらいにしておいたほうが吉

今回作ったものも、幅が7~8mmと存在感がすごいです
6芯部分は2本ごとにまとめて3つ編みにしただけで、12芯部分はまあノリと勢いで
よくあるのは、縦にならべた状態から片方の端にある線材を持って、ほかの線材の上下を通しながら逆サイドへ移動させる繰り返しなのですが
オーソドックスすぎて面白みに欠けるので適当にやってみました
こっちのほうが入り組んでる感が増してかっこいいです

見た目はそうと、問題は取り回しですかねぇ
これだけデカい仕上がりなのでまあアレです
チューブをかけていないのでケーブルそのものの硬さという点では十分及第点なのですが、やっぱり丸く組むのと違って曲げやすい/にくい方向がそれぞれできてしまうので、微妙なところです
普段から積極的に使っていこうとは思えないかなぁ
まあ本命の2pinリケはまともなのにするつもりなので一向にかまいません


次回作にご期待くださいまし