HIFIMAN先行体験会
数日前、HIFIMAN JAPAN公式アカウントにて試聴会の告知がありまして
今週末は新フラグシップ先行体験会を開催します~~
— ハイファイマンJP@ガンダムになった! (@HIFIMANJAPAN) April 19, 2017
シャングリラは勿論、
まだ日本中では公開されないの神聖衣、
黄金聖衣RE2000xRE800が初公開だぞ!
アキバ辺のハイファイマン事務所で先着体験会へようこそ!!
('◇')ゞhttps://t.co/baP6fNN5gL pic.twitter.com/r5v2vJlAdo
RE2000が気になりすぎていたRE1000持ちとしては、海外での発表以降いまかいまかと試聴の機会を待ち続け
来週のヘッドフォン祭で出展されると聞き興奮しておりましたがここへきて急なお披露目
RE2000とRE800に至っては日本最速公開
即断即決
迷うことなく参加してまいりました
なのですが
予想をはるかに上回る参加者数
せいぜい数人程度だろうと思っていたら既に4名いらっしゃり、しかも後からぽつぽつと
HIFIMAN、いいですもんねそりゃ来ますよね
ということで本日試聴してきた4機種についてちょこっとずつ
SHANGRI-LA
まあご存知でしょう
海外のイベントにて盗難被害にあったとかなんとかいうのでちょっとした話題になったヘッドホンです
ヘッドホンというよりシステムですね
真空管アンプと静電型ヘッドホンのセット
右のヘッドホンと、左のデカいやつ(HM901sがくっついてるクレードルは別)
音に関してですが、据え置きオーディオに疎いもので細かいことは控えますが、とにかく楽器がすごい
HM901sに入っていたクラシックギターソロ(曲名/アーティスト全然わからん)がもうすんごいの
一音一音がとてもリアリティにあふれていて鳥肌が立つ
欲しい
変なことを言ってしまう前に次行きましょう
SUSVARA
こちらはうってかわって平面駆動型ヘッドホン
イヤーカップが面白い形をしていて訊いてみるとやっぱり非対称だとのこと
450gと重めですがフィット感は良好なのでこれのおかげなのかも(ちなみにSHANGRI-LAは374g)
一聴して思ったのは
ステレオなのにステレオじゃねぇ…
左右の分離が絶妙で、まずイヤホンヘッドホンにありがちな真横から別の音が聴こえるってのが一切ない
定位がすんごいドンピシャ
ジャズとかオーケストラとか、どのあたりから音が聴こえてるかがはっきりわかる
空間表現すんごい
RE800
(撮れる場所がなかったので手持ちの某雑誌の上に置いてますお許しを)
日本発お披露目の一つ、RE800
非耳かけタイプで、金色かっこいい
ケーブル(の外観/感触)はRE2000と同じだと思います
今までのイヤホンに採用されていた布巻ケーブルは廃止されたようで、上から下までビニール被膜でした
分岐/スライダーも黄金
分岐カバーにHIFIMANロゴとその裏に型番を刻印するスタイルは引き継いでいるようです(RE2000然り)
あと音の前に若干気になったのがイヤーピース
公式サイト等ネット上で出回っている画像のものとは違ったみたいで、本体を覆ってしまうようなタイプ
イヤピが動かないのでしっかり押し込めなかったのと、浅いためか遮音性がイマイチ(付属イヤピは何種類かあるのかも)
でもまあ静かなところだったので特に問題もなく
RE2000と並んで発売されるんだからやっぱりロー推しなのかなぁと思っていたのですがハイのほうが印象的でした
DUO経由で聴くときってバスにだけブーストをかけると高域が曇ってしまうんですけどそれがないのには驚きました
D型なのにここまでか
面白いイヤホンだなという感想ですね
RE2000
今回のド本命
やっぱりRE1000の後継機というものがどういう進化を遂げているのかというのが非常に気になるところでした
RE1000が2Dなものですから、2000になったら4Dか???と、ちょっとした期待をしたものですがさすがにそれはなく1D
なんでやねん
しかもそれでいてお値段は2000ドルと、ちゃっかり2倍という(国内価格は未発表。ヘッドホン祭の際に告知があるかな)
最初知ったときはそりゃもう
寝言は寝て言え
って思いましたね
若干言いすぎた感じが否めませんが、驚いたことに変わりありません
しかしまあそこはHIFIMANだから
きっとすごいイヤホンなのだろうと期待を大きく膨らませながらいざ
これやばい…
思わず漏らしてしまう
全帯域がとてつもなくクリアで本当にびっくりしました
先ほどのRE800といい、表現が非常に繊細で美しい音を鳴らしてくれます
ただ
ただですよ
日々RE1000のローを受け続けたうえで、それの後継機だからと思って聴いた身としては少しばかりの不満が残る音でしたねぇ
確かに低域は脳に響くレベルで鳴ってはいるのですが1000には及びません
高域に関しては圧倒的に2000の勝ちです
というか1000は低域に全振りしてるから致し方なし
RE1000っぽさをほんの少し残しつつ、より万人受けを期待できる帯域バランスに調整していったという印象です
まあ?
2000ドルもするイヤホンなわけですから、さすがにそこまでぶっ飛んだ音にするわけにもいかないというのもわかりますけど
2000ドルかぁ…
優秀なイヤホンとしては十分良い値段設定だとは思いますが
わたしの求めていたものとはちょっと違ったのでさすがに買えないですかねぇ
おまけ
営業さんとあれこれお話をしていたら、なんとPREMIUM HEADPHONE GUIDEをくださいました(買うの遅れててよかった)
「SuperMiniが載ってるから見てねぇ」
とのことで
もちろん読ませていただきました
昨年末からサブDAPにずっと考えてるんですから
これはもう買わねば
踏ん切りがついたというもんです
次お金貯めたら買います
ヘッドフォン祭の発表会も、ポタフェスも、お邪魔させていただきます