あみあみ紀行

低音を増やすことしか考えていないポタオデ趣味のたろがケーブルを自作したりイヤホンを買ったりする旅のお話

Heir Audio Heir 2.Ai レビュー

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Heir Audio

Heir 2.Ai

 

つい最近(だったと思う)発売された、Heir Audioのユニバーサルモデル

ドライバ数の違いで多数のモデルが展開されているうちの、最下位機種に当たる2BAイヤホンです

2.Aiを除くその他全モデルはウッドプレートが採用されていて1個1個の模様が異なるとのこと

Heirといえば木目プレートってイメージではありますがこの金属製フェイスプレートもまた◎

 

前々からHeirは気になってたんですよね

この独特の、BAらしからぬ低音

初めて聴いた時に惚れました

あれですね一目惚れってやつです

 いつかいつかと想いを馳せることX年

遂に手元に

感動感動

 

目次

 

 

本体

フェイスプレートは赤色のアルミプレートで表面はヘアライン加工済み

傷がつかない、仮についたとしても全然目立たない仕様なのでありがたいです

特に柄といったものもなく、ブランド名とシリアルナンバーが刻印されているだけです

筐体の形状に関しては完全にわたしの中でのカスタムメーカーの作るユニバーサルモデルのイメージそのものです

2BA機種なのでかなり小ぶりで、耳から飛び出るということはまずないでしょう

ただ、個人的に装着感で少しだけ不満が

詳しい原因はわからないのですが、恐らくはステムが短いが故なのでしょう、イヤーピースが奥まで入り込まないためポロっと取れてしまうことが何回か...

普段使っているものより一回り大きめのイヤピに交換して、ぶっ挿すというより穴に被せるイメージで着ければ解消されましたが、刺さりきってないという違和感は残ります

ここは要確認事項ですね

 

付属品

  • イヤーピース
  • ハードケース
  • クリーニングツール

とまあよくある組み合わせ

 しかしこのイヤピが少々謎でして

3種3サイズで計9個ついてるんですけど、ダブルフランジ3サイズを除いた残りの2種がよくわからない…

 

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赤と青なんですけど、違いは"茎"の厚さと謎の耳垢ガード(?)の有無

この耳垢ガードらしきものも、一本線が通ってるだけで役に立つのか怪しいところ

厚みの違いで柔軟性が異なるのでそれを狙ったのかな…?

まあ確かに装着感は違ってくるのでいいのかな

ちなみにわたしは青推しです(と言いつつもSpinFitを付けてます) 

 

音質

そしてそして音ですよねもちろん

一言レビューシリーズ第2弾

今回のHeir 2.Aiは、柔らかBA

 やっぱり試聴した時の通り、低域がつおい

かぁなぁり響きます

まあそれを期待して買ったから万々歳なんですけどね

ただ某ヘッドホンのような暴力的(言葉悪い)なものではなく、包み込む優しい音です

低音にも色々ありますからねぇ

そのため

低域強い⇒EDM系

というのは早計でして、こいつはそういう類にはあまり合わないかもしれないですね

が、わたしの好きなタイプです

 

あとは中高域ですが

低域の強さも相まってここは控えめです

BA独特の明瞭なヴォーカルや煌めくハイとは異なる性格を持っています(BAなのに)

ボヤけるとまでは言いませんが、やはりここをウリにしているようなfinalなどの音と比べれば完敗です

なんども言いますが、買った当人は低音の強さに惚r(以下略)

 

総評

ということで、全体としてはウォームというありきたりな表現に尽きます

モニターではなく完全なリスニング向けイヤホンです

上位機種に当たる、ドライバ数が5,8,10の各モデルが数字の前にIEMを冠しているくらいなので、モニター向けはむしろこちらと言いたいところですが...

少なくとも8と10は聴いたことがあるのでわかりますが、彼らに関しても低音の押しの強さは一級品で笑ってしまいます

とにかく。あまり細かいことは考えず、楽しく気軽に聴きたい人はどうぞ